帯から
日本史上、最も不名誉な”仕事”を買って出た男
戦争終結に奔走した昭和の外交官・重光葵に光を当てた長編小説
願わくは御国の末の栄え行き 我が名さけすむ人の多きを
重光は事あるごとに歌を詠む。この時、重光の頭にあったのは、日光で出会った新聞配達の少年だった。(中略)あんな少年たちが大人になった暁《あかつき》には、日本は焼け野原から立ち直り、世界の一等国として繁栄を極めていてほしい。なぜ重光葵は、あのような屈辱的な調印をしたのかと、人々が蔑むほど、立派な国になっていてほしい。心からそう願って、筆を置いた。―本文より
8月1日東京新聞夕刊
8月14日大分合同新聞夕刊
8月19日静岡新聞朝刊
8月22日日経新聞夕刊
歴史読本10月号「歴史図書さんぽ」
小説宝石9月号「極上の本を愉しむ」
サンデー毎日9月30日号「著者インタビュー」
共同通信配信 9月下旬に地方新聞各紙に掲載
聖教新聞10月3日
「県政だより 新時代おおいた」2012年11月
徳間書店VOLT1月号