著作

志士の峠

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内容紹介

文久三年、天皇の攘夷親征の先鋒隊となるべく、公家・中山忠光は志士たちを率いて奈良へと向かった。五条の代官所を制圧し「天誅組」を組織するが、新幕諸藩は忠光たちを「逆賊」と扱い、追討軍を差し向ける。紀伊の深山に分け入った忠光たちの運命やいかに――。維新には早すぎた「天誅組」の光跡と、公家でありながら戦場に立った中山忠光の苛烈な生き様を描く、歴史長篇。〈解説〉細谷正充

内容紹介(「BOOK」データベースより)

文久三年(一八六三)、帝の行幸の先ぶれを命じられた公家・中山忠光は、勤王志志らと大和で挙兵した。五条の代官所を襲撃し新政府樹立を宣言するが、親幕派の公家や薩摩藩などにより一転、朝敵とされ討伐軍を差し向けられる。満身創痍で深き山々を駆ける志士たちの運命は!?名手が描く、天誅組の志の輝きと四十日間の光跡。

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