著作

梅と水仙

内容紹介

冬枯れの中、真っ先に咲く花とならん――

新5,000円札の肖像で話題! 津田塾大学の創設者・津田梅子と、その父・津田仙の波瀾の生涯を描いた感動作

佐倉藩士として生まれた津田仙は、幕府通詞として福沢諭吉らとともにアメリカへ派遣されるなど将来を目されていたが、幕府瓦解後は西洋野菜の栽培などを手掛けながら、日本の農業の改革を志していた。自身の夢を託すべく、男子の誕生を待ち望むも、生まれたのは女の子で、仙は子供の名前も付けないほど落胆する。やがて、仙は開拓使長官・黒田清隆に呼び出され、出仕することに。そこで女子留学生を渡米させる計画を聞いた仙は、聡明さの片鱗を見せていた、わずか6歳の娘・梅子を推薦する。 日本初の女子留学生として、最年少で渡米し、17歳で帰国した津田梅子だったが、すでに日本語を忘れており、日米の文化の違いや周囲との軋轢、そして父との葛藤に悩むことになる。

山川捨松や伊藤博文らと交流を結びながら、苦闘の末、女子教育の先駆けとなった津田梅子と、その父の人生を描いた感動の歴史小説。

内容(「BOOK」データベースより)

わずか6歳の娘をアメリカに送り込んだ父、17歳で帰国後、父との葛藤、周囲との軋轢に悩む娘…女子教育の先駆けとなった津田梅子とその父の人生を描いた感動の歴史小説。

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「小説すばる」2020年3月号

 

北海道新聞 2020年2月23日朝刊

 

日本歴史時代作家協会 公式ブログ 2020年1月22日

https://rekishijidaisakka.hatenablog.com/entry/2020/01/22/214223

「時代小説SHOW」書評より

女子教育の先駆けとなった津田梅子と津田仙の生涯

https://www.jidai-show.net/2020/01/18/r-ume-to-suisen/

 

産業新潮2020年6月号